人付き合いを大切にする人の中に、細かいことに気がつき、気を配るタイプの人がいます。自分を主張することもなくどこか受け身の姿勢で、本心からなのか?遠慮がちだったり、引込み思案に見受けられたりします。
その性質は良くない意味で、消極的とか弱いとか思われて、批難や攻撃を受けたり、あるいは叩き直されたりして、傷つくことも少なくはありません。実のところ、平和を大切に思う彼らは正義感が強いため、守りのために反撃することもなくはないのです。
そんな性格から、時に自分の心を抑制してしまい、本心ではない発言をしてしまうことがあります。その言霊は自身が呑みこんでしまい、体の中に溜まり込んでいきます。
最近体型が丸くなったクライアントさんがいらっしゃいました。
ご本人いわく、最近モノを言うのが辛くなってきたと言います。
ストレス太りでもなく、見た目に風船のような膨張感があります。
M「胸に触れても良いですか?」
C「はい。(ヒーリング)‥‥‥ゴホッゴホッ‥‥ゴホッ」
M「出てきてますね。これは遠慮の塊のようですよ。」
C「え?‥ゴホッゴホッ」
お仕事の関係で、お客様への接待に気を使っていたそうです。自分の発言はそれで良かったのだろうか?終えたのちも当分の間、気になるそうです。
「ご自身の中で無理をされていたようですね。今出てきた咳は、遠慮や本心ではない嘘の発言など、不本意な言葉の塊ですよ。たくさん呑みこんでるみたいですね。出したらスッキリしますよ。」
気を重たくする言霊をたくさん呑みこんでいたため、体が膨れて重たくなっていたようです。
本心を喋れば毒を吐いてしまう、ひょっとして相手を傷つけてしまうのではないか?、そんな怖れがあったようです。実は皮肉にも、その恐れが嘘の根源になっているんです。
実は、言葉は使いようで、どのようにでも展開することができます。話し上手になる必要もありません。必要なのは誠実さだけです。それが伴っていれば、自分の内側から自然に、それに見合った言葉が湧いて出るようになります。大切なのは志だけなのです。
もしあなたの中に毒があったとしても、志ひとつでそれらは選択から外されていきます。誠実さに好きも嫌いも存在しません。無理も負担もないのです。
「あなたはいい人になろうと無理していませんか?」
いい人とは、自分の抑制ではないこと、偽善は自分を辛くさせてしまうこと、実はお世辞や嘘も方便とは、悪いことではなかったこと、小さな勘違いを発見しました。だんだんスッキリとしていく様子が伺えました。
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人相はその人の性格が出ていると言いますが、人の体型も同じです。太っているから、痩せているからで、良し悪しはつけれないです。その人に見合う体型というのがありますからね。言霊は目に見えない透明なものですが、体に付着しています。溜まると体型をも変えていきます。見た感じ、とか雰囲気とか、何かを知るきっかけはもうそこに表われているんですね。
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テーマ : スピリチュアル - ジャンル : 心と身体